私が令和2年から始めている「現物」「手数料無料」投資について、
メリット・デメリットをまとめておきます。
まだ吉と出るか凶と出るかまとめられるほどの結果は出ていないので、
有効性については触れません。
※令和2年5月3日現在の情報です。かならずご自分でご確認ください。
メリット
手数料が無料
最大のメリットは主題の通りの手数料無料です。
5万円のものを5万100円で売ったとしても手数料に1000円取られたら、
もう赤字です。
50万円を超えなければ手数料が無料の証券会社ならば、
しっかり買った値段よりも高く売るだけで利益は確保できます。
・50万までは無料だけど、50万円を超えて100万円以内の手数料
SBI証券 :838円(アクティブプラン)
松井証券 :1100円
楽天証券 :943円(いちにち定額コース)
岡三オンライン証券:880円(定額プラン)
50万以上は1000円前後手数料が取られます。
毎日利益を出していればいいですが、損をした日の手数料は重くのしかかります。
金額での区切りが付けられる
私は昔パチンコやパチスロをしていましたが、
必要以上の現金は持っていきませんでした。
理由は簡単、熱くなりすぎて有り金を全て突っ込んでしまうからです。
投資も同じようにギャンブル要素が確実にあります。
熱くなるとガンガン行きたくなるのですが、
100万クラスの額を失えば人生は大幅に狂います。
※制度上マイナスにはならない現物投資のみ行っています
手数料無料分の各証券会社50万円分枠内で納めればその心配はありません。
例:24万円で買って25万で売ると、49万円分の枠を使用済みとなります。
借金にはならない
現物取引は実際にあるお金で株券を買うので、最悪でもゼロになるだけです。
よく聞く、家や土地を売り払うことにはなりません。
株を解説する本では、将来的には信用取引(自分のお金以上に売り買いできる)を
行うのが億万長者への道と書かれていることが多いです。
実際に貧乏人が金持ちになるためには必要なことでしょうが、
私はそこまでリスクを取る度胸がありません。
デメリット
絶対に儲かる自信があっても動けない
今日は絶対にこれが高騰する!と自信があっても1日に投資できる金額は限られます。
自分の資金力ではなく、手数料の無力枠に縛られてしまうのです。
正直これは一長一短でもあるでしょう。
私の経験上は「絶対高騰する!」の勝率は7割を切っている気がします。
インサイダー取引(犯罪です)でもない限り投資に絶対はありません。
投資の機会を失っているとも言えますし、限界を超えた無理な投資を防いでいるとも言い替えれます。
証券会社の管理が面倒
現在は各社50万円までとなっているので、現在4つの証券会社を利用しています。
メインで利用していたSBI証券以外は24万円以上になるように入金したのですが、
当然損失を出すこともあるので特定の証券会社だけが20万を切ることや、30万円ほどになっていまうこともあります。
しかし、証券会社間の資金移動は非常に面倒です。
証券会社によっては銀行口座への出金に手数料がかかりますし、
特定の銀行口座以外には即座に出金できないことも多いです。
つまり、A証券に10万円しか残金が無いのでB証券の30万円から10万円移すことも手数料がかかったり翌々日になったりするのです。
昼間動いているパソコンが必要になる
手数料無料枠は1日50万円です。
効率的にトレードする場合は枠を使い切りたいのですが、
そのためには1日でトレードを終了するデイトレードとなります。
デイトレードでは当日中に売り買いを終了する必要があるため、
基本的には常に市場を見守らなければなりません。
しかし、専業デイトレーダーでもない限りそれは不可能です。
事前に簡単な売り買いのお願いはできますが、
証券会社が提供しているソフト(ツール)を使うことで細かい指令が出せます。
そのためには日中は投資にのみ使うパソコンが必須ではありませんが必要です。