素人が株で考えそうなこととして、
「投資したからには元を取りたい」と言う考えがあげられます。
色々な株の入門本では、悪い意味に書かれていることが多いですが、
そんなに悪いことなのでしょうか?
確かに視野を狭めて、選択肢を広げられなくなってしまうかもしれません。
でも、元を取るのって快感ですよね。
自分が満足できるのならば、それは投資の理由としては有りだと考えます。
なので、元が取れそうな銘柄を検討します。
投資の判断はご自身の責任と判断で行いましょう。
当方では責任を負えませんので、判断材料としてください。
元を取るための最低条件
継続性が高い企業
元を取りたくて投資したけれど、翌年には倒産しました。では笑えません。
今後も発展・継続していく銘柄を選ぶ必要があります。
大企業ならば良いかというとそうではありません、近年ではエアバックのリコールにてタカタ株式会社が1兆円の負債を抱えて倒産しました。
社会インフラ系ならば安心かと思いきや東京電力の件もあります。
※東日本大震災後に2000円代から100円代まで株価が急落
絶対安全な業種はありませんが、それでも危険度の高い銘柄は避けるべきでしょう。
配当が低すぎない
配当が低すぎては元を取る前に寿命が尽きる恐れがあります。
配当が高すぎる企業は危険ですが、安すぎてもいけません。
配当金額を毎年増やしている(連続増配)企業も増えてきましたのでねらい目。
※増配を狙うのならば日本よりも米国の方が良いようですが経験がありません。
定番中の定番、通信銘柄をチェック
名前 | 番号 | 株価 | 配当 | 配当利回り | 元を取るまで何年 |
NTTドコモ | 9437 | 3,053 | 120 | 3.93% | 26年 |
KDDI | 9433 | 3,165 | 120 | 3.79% | 27年 |
ソフトバンク | 9434 | 1422 | 86 | 6.05% | 17年 |
3大キャリアを上げてみました。
現在では楽天も参入していますが、まだまだお試し期間なので考慮していません。
目を引くのはソフトバンクの配当の高さです。
20年以内に元が取れる可能性は惹かれるものがありますが、
ソフトバンクグループは巨額の借金でも有名です。
グループの影響がどう出るかは分かりませんが、ちょっと怖いです。
安心と信頼のNTTドコモは元を取るまで26年、
長いようですがその後も継続して発展or維持される可能性が高そうです。
KDDIは配当利回りでは最も劣りますが、株主優待制度があります。
業績不振では廃止されることもある株主優待ですが、
通信関連では大幅な下振れは考え難いですね。
株主優待に価値を見出せるかどうかにかかってきます。