特別定額給付金10万円によって投資(株)を始める人がいるそうです。
証券会社に口座は作ったけど、何を買おうか迷っている人も多いでしょう。
私は最初に株主優待株を買ってしまったために、大変困りました。
こんな事になってしまったという私の実体験をお知らせします。
投資の判断はご自身の責任と判断で行いましょう。
当方では責任を負えませんので、判断材料としてください。
株主優待とはどんなもの?
最近は知名度が上がってきた株主優待。
商品券や割引券だけでなく、実際の商品等々様々です。
有名なものでいうと
・東京ディズニーランドの1日パスポート(1枚~)
・マクドナルドの商品引換券(バーガー、サイドメニュー、ドリンクが6枚ずつで1冊~)
などがあります。
メリット
圧倒的なお得感
株を持っているだけで、色々な物やサービスを受けられます。
最初だけ資金が必要ですが、後は送られてくるのを待つだけでOK(内容によります)
店舗で優待券を使うと嬉しい
※この点はかなり個人差があります。
実際の店舗で商品券を使うことは、自分がこの店に出資しているんだという充実感を与えてくれます。
もちろん店員さんに横柄な態度を取ることはしません。
むしろ、「貢献してくれてありがとう」と言う気持ちになります。
株価が下落しにくい
人気の株主優待銘柄は株価が下落しにくい傾向にあります。
株を持ってる人は、株主優待が貰えるから売りたくない。
株を持っていない人は株主優待を貰いたいからちょっと安くなったら買いたい。
そんなことを考えている人が一定数いるためです。
しかし、これは後述するデメリットとも背中合わせの状態とも言えます。
デメリット
株価が割高な場合が多い
株主優待の人気によって株券の値段が高騰している場合があります。
本来の価値よりも遥かに高い値段で売り買いされている場合もあるので、株主優待が廃止された場合は一気に下落する場合があります。
実際に新型コロナショックによる業績悪化で優待を廃止した企業が多数出ました。
優待を使わないければもったいない
優待券を手に入れても使わなければ無価値です。
オークションやフリマアプリで売るという手段もありますが、物によっては株主以外の使用を禁じている物もあります。
そして優待が増えてくるとうっかりやりがちなのが期限切れです。
私はゼンショーホールディングスの食事券2000円分を無駄にしました。
売れなくなる
これは実際に売れないわけではありません。
株主優待に慣れてしまうと、売りたくない気持ちが出てしまうのです。
いつも貰っていたものが貰えなくなるのはとても悲しいです。
私の購入歴
私はまず雑誌でおススメされていたビックカメラの株を5万円程で購入しました。
その後、毎日株価をチェックして少しの上下にも一喜一憂して楽しんでおりましたが、ある日株主優待券が届いたのです。
初めて見る株主優待券に感動し、使った時もワクワクが止まりませんでした。
そしてふと気づくのです。
株を買っただけで売ったことが無い!
更に新しい株を買う資金も足りない。
最初の5万円以降も毎月1万円ずつ証券口座に入金して購入機会をうかがっていましたが、欲しい株には遠く及びません。
ビックカメラの株を売ればいいのですが、優待券の魅力を知ってしまい売る気がゼロになっていました。
そのため株券を売るという体験までかなりの日数が経過してしまうのです。
まとめ
株は買うことも大事ですが、売ることも非常に大事です。
最初の株に株主優待銘柄だけを選んでしまうと、売りが難しくなります。
潤沢に資金を投入できる人は問題ありませんが、特別定額給付金だけ投資しようという方は資金が限られます。
売りを経験しないことは大きなリスクとなりえるので気を付けましょう。